浣腸や下剤でも効果が出難くなった慢性の便秘でも、腸内洗浄ならば効果があるようです。
便秘は簡単にいえば便が出なくなった状態ですが、さまざまな原因や症状があります。
腸内洗浄で最も有効で効果がわかりやすい、とされる症状「便秘」について調べました。
●習慣性便秘
習慣性便秘は「直腸性便秘」とも呼ばれます。
通常便が直腸に入ると、便意を感じます。これを「排便反射」といいます。
この排便反射が起きても排便ができないと、そのうちに便意はなくなります。
便意を感じるのは15分前後のみだとといわれています。
これを繰り返してばかりいるとそのうちに便意を感じにくくなります。
このように排便反射を抑えることが原因となって、直腸に常に便が溜まった状態の便秘が習慣性便秘です。
直腸性便秘というのもこのような理由からです。
便秘のたびに浣腸を行うと排便反射が鈍くなっていきます。
便は長く直腸内に溜まっていると、水分はさらに吸収されて行き、ますます固くなって出にくくなっていくのです。
●弛緩性便秘(結腸性便秘)
弛緩性便秘は「結腸性便秘」とも呼ばれます。
腸の弛緩が原因で大腸の蠕動運動が弱まったり、排便反射が鈍ったりするため便を完全に押し出せなくなる便秘です。
習慣性便秘を併発するケースが多々あります。
慢性的便秘はほとんどがこのタイプです。
腹筋や横隔膜などの筋力の関係で男性に比べ筋力の弱い女性にはこのタイプが多いのが特徴です。
内臓下垂の人は、体質で傾向としてこの便秘になりやすいようです。
これらもともとの体質の他に便秘薬などを頻繁に服用した場合にも、この便秘になることがあります。
弛緩性便秘は腹痛などの強い症状を感じることはあまりないようですが、便秘が慢性になっていくほど腹部膨満感、残便感、食欲不振といった症状を感じるようになります。
腹部症状だけでなく頭痛や肩こり、倦怠感、手足の冷えなど、とても便秘が関係しているとはおもえない症状も感じることがあります。
●けいれん性便秘
弛緩性便秘とは反対で、大腸の蠕動運動が強すぎる事が原因となるって起きる便秘です。
原因としてストレスが主とされています。
このタイプは慢性的な便秘として続くことはまれです。
過敏性腸症候群の便秘型の症状の一つです。
過敏性腸症候群としての症状には、便秘、下痢と反対の症状が交互に起こる、あるいは便秘の逆で慢性の下痢が続くことがあります。
食後下腹部が痛む、ウサギの糞のようにコロコロした硬い便が出る、あるいは細い便しか出なかったり、残便感がある場合はこの便秘の可能性が高いといえます。